本記事(今のところシリーズ化予定😆)は
フルタイムで働いている、あるいは家事や育児に追われていて限られた時間しか勉強できない。でも本気で英語力を上げたい人の参考になればいいなぁと考えています。
わたしはアメリカ留学経験のある上級者ですが、初級から中級レベルの人にも参考になるはずです。
むしろ初級、中級レベルの人の方が、がんばればスグに英語力アップの成果が目に見えるので、楽しいですよ!
どうも、久しぶりに高い英語力が求められている仕事への復帰を果たしたMasamiです。
転職初日に、同期入社のメンバー数名がハーフ(アメリカ系、イギリス系)だったりしたことで、ビビりまくってます(笑)
先が思いやられる💦
具体的な業務内容は書けませんが、読み書きはビジネスレベル、会話は日常会話レベルが必要で、研修でも英語のマニュアルが使われています。使用するシステムの表記も全て英語です。
この1年ぐらい全く英語を使っていなかったし、それ以前の数年もあまり高い英語力が必要な仕事をしていなかったということで、だいぶレベルダウンしているのを実感しているところです。
幼少時代を英語圏で過ごした、帰国子女とかなら別かもしれませんが、一般的には英語上級者であっても油断すると、すぐに英語力なんて地に落ちる。
本当ですよ。
たとえば英語大好きな人なら、使う機会がなくても日頃から英字新聞やペーパーバックを読むとか、オンライン英会話で毎日英語を話すようにするとか、勝手にいろいろ(?)やって、あるていど英語力はキープできるかもしれません。
しかし現実には、わたしのように英語を使う機会がないと、大喜びで日本語にどっぷりと浸かってあっという間に月日が流れる、なんて人が多いのではないでしょうか?
英語で読んだり書いたりすることなんて、メンドウだからしたくない!できれば日本語で何でもやりたい(笑)という感じです。
そんな怠け者のわたしなので、強い気持ちで取り組まないとかなりマズイ状況におちいっている。
プロジェクトなんて大げさな言い方をしているのは、自分を奮い立たせるためです。
英語を全く使わない仕事で、自己嫌悪になるぐらいミスを連発して退職したという経緯から考えても、今回の転職先でまたもや「使えない」人になるわけにはいきません( •̀ㅁ•́;)
前回、わたしがフルタイムで働きながら英語力強化のために頑張ったのは、もうかれこれ15年ぐらい前のこと。
当時はまだアメリカから帰国して5年もたってなくて、まぁまぁ高い英語力があった頃なんですけどね。
あのころは若かった…体力もあった…
英文事務として派遣された外資系企業で、通訳もすることになったので、通訳学校に通いました。そして現役通訳者である講師に、英語力が低い!もっと努力しろと激怒されることに(゜o゜;
当時のわたしの語彙力がhttp://testyourvocab.com/ での計測で
2005年 7640 words ←少なっ^^; でも、この時のTOEICは920ぐらいありました。通訳学校のレベルチェックでは1番下の準備科にアサインされることに。
ここから通訳学校の課題とは別に語彙力強化をがんばって、
2006年 9810 words まで増やしたんです。まだ少ないですが、通訳学校は準備科の次の基礎1クラスを飛ばして、基礎2への進級許可をもらいました。
2007年 11960 words にまでなりました。このころ通訳学校の本科(同時通訳の学習スタートレベル)へ進級
語彙力をあげた時に使用したツールについては↓記事に詳しく書きました。
そして、今回おそるおそる同じサイトで語彙力測定をしてみたところ、とんでもない結果が(゚∀゚)
2021年 7月某日 5970 words
やばすぎる!!!
もはや英語でハリーポッターを読むことさえ、楽しめないレベルwww
2007年以降はずっとメンテナンスすることなく放置していたとはいえ、ここまで語彙力って落ちてしまうんですね。半分以下じゃないですかー(=o=;)
おそらく1年前にホテル業務で英語を使って仕事をしていたころ(2020年)も、6000から7000ぐらいの語彙レベルだったんだろうなぁ。
最後に受けた2018年10月のTOEICで、スコアは950(過去最高)だったけど、たぶん語彙力は7000前後のレベルだったはず。
暗記した英単語を復習することなく、ここまで来てしまった結果がこれです。
…という訳で、英語力立て直しプロジェクトを始めます。
ところで、こういうプロジェクトは途中でモチベーションが落ちないようなしかけが必要です。
最初ははりきっていても、ゼッタイにすぐに嫌気がさしてきたり、やる気がなくなってきたりするんで、目に見える成果をチェックできるようにした方がいいかな。
語彙、総合力、スピーキングについて↓のテストの受験を検討しています。
語彙力テスト 3ヶ月に1回←無料
通訳学校のレベルチェック 秋と春←有料、無料(スクールによる)
IELTSプログレスチェック 初月と最終月の2回←有料
スピーキングテスト(versant) 初月と最終月の2回←有料
TOEICはどんなに調子が悪くても、今みたいに6000ぐらいの語彙力レベルでもたぶん900以上のスコアを取れてしまうと思います。そもそも900以下だったことがないので(^o^;)
たぶんTOEICってのは、海外滞在の経験があって英語なれしている人にとってはハイスコアを取りやすいテストなんだと思います。(実力あるなしにかかわらず💦)
なので今回のプロジェクトでは、TOEICはあえて利用しません。いままで受験したことのないIELTSとVERSANTに挑みたいと思います。
IELTSは以前から興味があったんですが、なんせ受験料が高すぎるので敬遠していたんですね。
ところが今回はこのIELTSの模試バージョンが、本試験の5分の1ぐらいの費用で受験できるとわかりました。
ほんとうなら本試験を受けたいところですが、テストに2万5千円も払う気にはどうしてもなれません(笑)
そして、もうひとつ実力をチェックできる最強のテストがあるんです。
通訳学校のレベルチェックです。生徒募集のある春と秋に、だいたいどのスクールでも受験できると思います。1000円とか受験料が必要なところもありますが、かなりシビアに英語力を判定してもらえますよ。
今はコロナのおかげでオンラインが主流となっていますので、誰でも自宅で受験が可能。スバラシイですね👍
無料と有料のテストを、今後1年は定期的に受験して実力をはかっていこうと思います。
できれば全て無料ですませたいのですが、今回は本気モードなので少しは投資するつもりです😊
初級、中級レベルの人だったらTOEIC模試とか英検模試を購入して英語力のチェックをするのがオススメです。(IELTSのテスト形式に抵抗がなければ、IELTS模試でもいいですよ)
ザックリと1年計画をたててみました。
前半6ヶ月
①語彙力強化。とにかく英単語を暗記しまくる。
②並行して読む。あまりに語彙力落ちてるからハリポタにしよう。
③発音も崩れてきてるので修正する。
後半6ヶ月
①引きつづき英単語をゴリゴリ暗記し続ける。
②アメリカ大学時代の課題図書(小説、ノンフィクション)を読んでみる
③ライティング(添削してもらう)→スピーキング(オンライン英会話)
必要最低限のことをやるカリキュラムですね。
前半はひたすらインプットに励みます。これは初級中級レベルの人も同じですが、英語はとにかくインプットから入らないといけません。
理由はシンプル。インプットをある程度やっていなければ、アウトプットができないからです。
ということで、前半でみっちりインプットしてから、後半6ヶ月の③でライティング、スピーキングというアウトプットを導入します。
本当は文法だって復習したいし、イディオムや句動詞の暗記、ビジネスに頻出する表現の暗記なども必要だとわかっています。
でもフルタイムワーカーとして、勉強に使える時間は限られている。
英語学習法の記事で何度か触れていますが、学習時間は最低12時間ぐらいは必要です。それ以下だと目に見えた進歩が、難しくなりますから。
ということで、最低限必要な、上記の3項目を12時間から14時間ぐらいでやっていこうかと思っています。
前半6ヶ月の詳細(あくまで予定💦)
①英単語暗記を1日70~80分×7、週8時間ぐらい。②ハリポタのリーディングは1日40分×5、週3時間半ぐらい。③発音は1日15~20分×6、週2時間ぐらい。
①の英単語暗記については、お気に入りのP-Study Systemを今回は利用しません。
というか利用したくても、Windowsマシンを処分してしまいMacbookユーザーのわたしには不可能となってしまいました(T_T)
今考えているのは、有名なアルクのSVL12000か、英英和辞典を1冊暗記すること。どちらにするにしても、アナログに単語カードを作成します。
英単語の暗記については、色んなアプリを試しては放り出す…ってことをここ数年は繰り返してるんですよね。
通勤時間がもったいないので、スマホで英単語暗記ができればいいなと思ったんですが、スマホのアプリではどうも集中できなかった。
ということで今回のやり直し英語では、あえてカード作成というレトロで面倒な手段を使います。
②のハリーポッターは、通訳学校時代に講師からすすめられて夢中で読んでました。
はじめは「子供の童話なんてたぶん途中で嫌になるだろうな」と思っていたのですが、話に引き込まれて英語で読んでいることを忘れてしまうくらいだった。
ネイティブで8歳以上となっていますが、文章も語彙もなかなかレベルが高いです。なのでやり直し英語としては「カンタンな読み物」という位置づけではありません。
ハリポタは初級、中級レベルの人には難しく、上級者むけなんです。
わたしの今の語彙力だと、少し厳しいかもしれませんが、かつて大好きで読んでいたものなのでハードルはそんなに高くないと思っています。
③発音も、通訳学校時代に集中して矯正に取り組みました。その時の教材をいちから復習するつもりです。一度ひととおり取り組んでいるので、1日15から20分と短時間でやっていきます。
最後に...
勢いでここまで書いてきましたが、まだ新しい職場での研修中のため、このプロジェクトは今すぐにはスタードできません(゚∀゚)
希望としては、早く仕事に慣れて8月中には始動できればいいなーと思っています。
それまでに語彙力強化で使う教材や、どのように時間を確保するかなど、もう少し検討するつもりです。
とりあえず、ブログで宣言だけ先にしておいて後戻りできないようにしてみました!