どうも、英語を全く使わない職場から通訳翻訳がらみ(専業ではない)のお仕事に戻ろうとしているMasamiです。
もうしばらく”恐怖のコールセンター”で頑張ろうかともチラと考えたりしたんです。
でも無能のレッテルをベッタリ貼られてスポットライトがあたっているかのごとくキラキラ✨と悪目立ちしてきた(´-﹏-`;)
そして致命的なミスも繰り返してしまい、会社から逃げ出したりもした。今までそんなことしたことないのにね。
その職場で、同期の仲良したちにMasamiはメンタルが強い、強いと絶賛されてしまっているんです。(会社から逃げ出したのに戻ったりするからですかー💦)
そもそもメンタル強いってどういう状態をいうんでしょうか?
どんな状況におかれても、平然としていられるとか
何を言われても何をされても、傷つかないとか
どん底に落ちても、超ポシティブだとか
他にも色々あるかもですが…
いやいやいや、そんなヒト実際にいるんですか?って思います(・.・;)
人間なんだから落ち込んだり傷ついたりネガティブになったりすることは、誰だってあるはず。
わたしだってもちろんそう。
そうなんだよ、感情が表にでないだけで内面ではいろいろと葛藤してるんだー!(心の叫びです)
「Masamiはメンタル強くていいよね、普通だったら心が折れてるよ」
なんて気軽に言ってくれますが、ぶっちゃけ、なぜ自分がメンタル強い認定されるのかわかりません。(笑)
本記事は
人間関係や仕事で今シンドい思いを抱えていて
メンタル強かったらいいのになぁ
なんて考えている人たちが、少しでも楽な気持ちになってくれればという思いで書いています。
自分の体験をふまえて語ってますので、気軽にさらっと読んでくださいね。そしてほんの少しでも参考になれば嬉しいです。😊
結論:メンタルを強くするために努力する必要はない
だってメンタル強くなりたい、って考えてる人は辛い状況におかれてるはずですよね?
精神的にシンドい時に、メンタル強くしないと!なんて負荷のかかることを考えだしたらもうたまったもんじゃないですよ。よけいにシンドくなるじゃないですか?
わざわざ自分はメンタル弱いからダメなんだとか追い詰める必要なんてない。
間違っても下記のような本は読まないように。
でも読みたいという人は止めません(笑)
アマゾンの商品ページに目次があったので引用しておきますね。わたしなんて本を読まなくてもざっと目を通しただけでお腹いっぱいです💧
01「自分を哀れむ習慣」をやめる
02「自分の力を手放す習慣」をやめる
03「現状維持の習慣」をやめる
04「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
05「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
06「リスクを取らない習慣」をやめる
07「過去を引きずる習慣」をやめる
08「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
09「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
10「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
11「孤独を恐れる習慣」をやめる
12「自分は特別だと思う習慣」をやめる
13「すぐに結果を求める習慣」をやめる
こんなに色んなことをやめないといけないのかよ、どう考えても無理だろ!としか思えません…ごめんなさい🙇
ちなみにメンタル強いと絶賛されている私は7,8,13の習慣をやめないといけないです。著者が主張している13の項目のうちの3つの習慣はあるということ。
でもこういった習慣をやめようと努力するのは、ものすごいストレスになると思うんですよね。
7の「過去を引きずる」習慣をやめる、8の「同じ過ちを繰り返す」習慣をやめるとかね。どんな人でも過去はある程度引きずるもんだし、人間なんで同じ失敗をすることもある。
欧米人のセルフヘルプ系(自己啓発)の本ってだいたいこんな感じで「ああせい、こうせい」とやらねばならぬリストを押し付けてくるのがホントに嫌です。
この13の習慣をやめることにエネルギーを使うことで、よけいに辛い環境を作りそうで怖い。
これ以外でも、メンタルや精神力を強くする、鍛える系の本がたくさんあります。
そういう本が意味ないと全否定するつもりはありません。
でももっと気楽に実行できることがあります。
メンタル強くしようと頑張るより身体を強くしよう
先ほど紹介した本より100倍参考になる本を紹介します。
タイトル通り、運動したら脳が鍛えられる、そして健康な心を得られるという主張が具体的な例とともに紹介されています。
落ちこぼれで成績も素行も悪い高校生たちに、毎朝授業が始まる前にランニングマシンで走ってもらった結果、数カ月後には乱暴者がおとなしくなったり、成績が劇的に上がったりとかしてます。
不安神経症でアル中の主婦が、好きな運動をしろとアドバイスされて暇さえあれば縄跳びをするようになった。すると不安がだんだん和らいでいって、アルコール摂取量が普通になり抗うつ剤も飲まなくなったり。
著者は脳科学の研究者ですが、有酸素運動とバランス運動(ピラティスとかバランスボールエクササイズ、バレエなど)の組み合わせが特に脳の働きを良くし、精神を安定させる物質が脳内で増えると主張しています。
もちろん脳とメンタルは別だ、という事はわかってる。
でも脳は感情をコントロールしたりストレスへの耐性を強くしたりできるんです。
メンタルが弱くてヘロヘロになったって、自分の感情を安定させてストレスフリーになれたらいいじゃないですか?
例えば
他人にバカにされたり傷つけられて、落ち込んだとしても
自分が嫌になったときでも
他の人の目が気になってしかたないとしても
ついクヨクヨ自分の言動を後悔してしまうとしても
ネガティブな感情にどっぷりつかった後に、身体を動かして脳のドーパミンやらエンドルフィン(幸福感を高めるらしい)を増やしたらいいんです。
今の自分を無理に変えようと、誰かが主張しているリストを実行するなんて自己否定もはなはだしい。
ただ自分の好きな運動をしてスカッとする。自分を否定しない。
その方がヘルシーだと思います。
ちなみにわたしは通勤時間をウォーキングタイムにしています。片道40分ぐらい、電車に乗らずに歩いてるんですよね。だから1日80分はウォーキングしていることになります。
あと別記事で紹介している「バレエ・ビューティフル」はインナーマッスルを鍛えるエクササイズですが、週に2回ぐらいやってます。
おかげで夜はよく眠れるし、精神的にも安定しています👍たとえ仕事で神経使ってヨレヨレだったり、ミスして心がボロボロだったりしていても…
自己肯定感が強めの私の場合
推測ですが、わたしがメンタル強いと言われてしまうのは、ありのままの自分を思いっきり肯定しているからかもしれません。
自分が素晴らしい人間だとは思わないけど、悪いところや弱点も含めて好きなんです(^_^;)
なので他人の評価をあまり気にしない。他人がわたしをどう思おうともカンケイナイっていうスタンスで生きている。
でも、誰がどう思ってもいいという事ではない。
自分と何の繋がりもない赤の他人や、嫌いな人がわたしについて何を考えようと平気なんです。どうでもいい。
でも自分が好きな人や親しい人がわたしをどう見るかは気になる。ささいな言葉でも過敏に反応することもあります。
だからメンタルが強いってことでもないような気もします…
今回、わたしが何度か就業時間中に逃げ出しては戻った(!!)会社では「いつまでたっても仕事ができない、ミス多発の人」という看板を背負ってずーっと過ごしてきました。
具体的にどういうことかと言うと、首からぶらさげておく入室カードってありますよね?ドアでピッとするやつ。
そのカードのストラップが「働きだして3ヶ月以内の新人」の色のままだったんですよ。半年が過ぎても10ヶ月目に突入しても…
割と大規模なコールセンターで100人近くのオペレーターがいるんですが、その中で「あの人ずっと新人色のままだよね。ずいぶん前からいるのに…」とみんなに認識されてしまう状況という。
わたしは他の人に関心がなくて、数少ない同期の人とだけ仲良くしてます。
でも、雑談したり噂話をしたりしつつ、他のオペレーターの動向を把握している人が多かったりするんです。そういうのが普通なのかもしれませんが。
だからわたしの事はいいネタになってるんだろうなと思いながら、それでも淡々と仕事のミスを減らせるように努力はしていました。
そんなわたしを同期たちが「Masamiは本当にメンタルが強い」と言ってるという訳です。
普通ならストラップの色を変えてもらえないだけで屈辱を感じて、恥ずかしくてやめてしまう…ということなんでしょうね。
これ以上は詳しく書きませんが、他にも色々と「仕事ができない」という事がすぐにわかるように他のオペレーターと区別をされていました。
でも区別されてるのは自分が悪いからで、そこには苦痛は感じてなかったです。ストラップの色も気に入ってたし、そういうのは全く平気でした(笑)
苦痛を感じたのは自分の仕事のできなさ加減がヒドすぎて迷惑かけまくっているという現実でした。
自分を受け入れることができるかどうか、それが全て
メンタルが強いとか弱いとかどうでもよくて、まずあるがままの自分を肯定しよう。
どうでもいい他人があなたを否定したって大丈夫です。何も悪いことなんて起こりませんから。自分で自分を否定しなければいい。
いつもポシティブでないといけない、とか他人と自分を比較して落ち込んではいけない、とか色々とゴタクを言ってくる人はいると思いますよ。
でもそんなのスルーして自分の心のおもむくままでいよう。
ウジウジ考え込んでもいいし、誰かに嫉妬してもいい。グチをこぼしたっていい。
何なら私のように致命的なミスをやらかしたショックで会社を飛び出し、しばらくしてスゴスゴと戻ってみても良い(笑)
メンタル弱いままでも、好きなもの食べて好きな運動して、なるべくハッピーでいられれば、それでいいんです。