雑記

ドラマ 「The Sinner-隠された理由」 シーズン3レビュー【ネットフリックス】

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IMDb

https://www.imdb.com/title/tt6048596/mediaviewer/rm770409985

シーズン1も2もみていないのに、いきなりシーズン3を視聴したのはマット・ボマーが出演していたから。

そう、わたしが心から愛しているドラマ「ホワイトカラー」の主役を演じたマット・ボマーが久しぶりに連続ドラマに登場したんです。

そして今、頑張って全8話をコンプリートして脱力感がハンパない。

…こ、これは

うーん(・_・;)

なんだろうなー

ポシティブなレビューが出来そうもないぞ!

それでも世間での評判はアメリカ、日本ともにそんなに悪くなさそうです。

あくまでわたし個人の感想ということでお許しくださいませ(_ _;)

あらすじを詳しく紹介するつもりはないですが、ネタバレもありますのでこのドラマを視聴する予定のある人は注意してくださいね!

※2020年7月時点ではネットフリックスでしか視聴できないようです。

「The Sinner 隠された理由 」のコンセプト

ウィキペディアによると、「The Sinner」はニューヨークの小さな町で不可解な事件に挑む刑事を描くアンソロジーシリーズ。

シーズンごとにメインの犯罪者が変わるので、最初の2シーズンをみていなくても問題はなさそうです。わたしもそう信じてシーズン3のみ視聴しました。

それで思ったのが、主役のアンブローズ刑事の型破りな言動の背景とか、事情は知っておいたほうが良さそう、ということ。

時間に余裕があるならシーズン1、2、3と順番にみていけばアンブローズ刑事をより深く理解できて、3だけみた感想とは違ってくるかもしれません。

まぁ何となくアンブローズ刑事って、過去に辛い経験をしていたりトラウマがあったりするんだな、犯罪者に必要以上に接近して心理的な深堀りをしたい人なんだな、とボンヤリとはわかりますが。

犯人が誰なのかというミステリー要素より、犯人がなぜ犯罪をおかしたのか、その心理過程にフォーカスが当てられている感じですね。

わたしは推理モノがどちらかといえば苦手でして、こういった犯罪心理を追求していくタイプの話のほうが好きです。

だからわたし好みのドラマのはずなんですよ、本当は。

シーズン3はマット・ボマー演じるジェイミーとアンブローズ刑事の心理的なからみ合いがポイントか

最初から問題抱えているのが明らかなジェイミー。

もう第1話から何だか苦悩に満ちた表情。でも高校教師として働いていて、キレイな奥さんがいて出産間近という普通なら幸せな状況なんですけどね。

ニックという学生時代の親友が現れて歯車が狂い始める…という流れ。

アンブローズ刑事を演じているビル・プルマンはしばらく見ないうちに渋いおじいさまになってて、素敵です。

 ジェイミーアンブローズ刑事

しかしアンブローズがジェイミーを怪しんで、まるでストーカーのように付け回すのがすごかった。ジェイミーの家を訪問して一緒に土をシャベルで掘り、植木したりとか、友好的な行動ではありますが。

どうみても精神状態がよろしくないジェイミーが、アンブローズを自分の味方だと懐きはじめ、2人は一時期まるで親子のような関係に思えるほど接近する。

アンブローズ刑事も何だか精神的な問題を抱えている感じで、ジェイミーの苦悩を自分のことのように受け止め、理解しようとするんですね。そのうち2人はお互い同じような問題を抱えている、という共感を持ちはじめているようにみえます。

ジェイミーはとりあえず誰でもいいから自分を理解してくれる人を求めている、言い方は悪いですが「かまってちゃん」だけれど、アンブローズ刑事は自分の中に何もかもしまいこんで、ひとりでで耐えてるタイプだと思うんですよね。

だからアンブローズ刑事がなんでジェイミーにシンパシーを感じるのかイマイチわかりませんでした。2人はそんなに似てないと思うよ…

わきあがる疑問あれこれ

ジェイミーの運命を狂わせるニックという親友が出てくるんですよ。彼のいったいどこにジェイミーが惹かれているのか、全くわからない。

 陰気なニック

学生時代に出会った2人がニーチェとか哲学に傾倒し、危ない遊び(?)をしているシーンがありました。ジェイミーに橋から「さあ、飛び降りるんだ!」と命令するニック。死の恐怖と戦うジェイミー。

死ぬのが怖いのと同時に、死への興味も強く、死ぬギリギリのとこまでいって還ってくるのが面白いということなのか…

その他にもジェイミーが

「自分の存在意義がわからない。死後どうなるかもわからない。こんなんで赤ちゃんとか生まれていいのかな?」なんて真面目な顔して妻に語りかけてます。

こういうのって、未熟で感受性の強い中学生か高校生ぐらいの言動のように思えます。学生時代でも何だかあれっ?て感じですが、おっさんになってからも、まだやってるのが痛い。

いくらマット・ボマーが美しいイケメンであっても痛いもんは痛い。

そして1番のギモンというか、何だこれはと思ったこと。

ニックがジェイミーの前に久しぶりにあらわれて、2人で飲んでいる。

するとニックが意味深な表情で折り紙パックンを手にする。

こういうのですよ↓

驚きと恐怖の入り混じった表情でニックが動かすパックンを見つめるジェイミー。

…何ですか?

そしてジェイミーが病院を逃げ出して、ビルの屋上から飛び降りようとするときも、手には折り紙パックンが…

飛び降りをやめさせようと説得を試みるアンブローズ刑事に、

「どうしようかな」とか言いながら折り紙パックンするジェイミー。

ジェイミーってば...

パックンで決めるんかい!

申し訳ないけど、笑ってしまいました。

シナリオと演技力、どちらの問題なのか

ジェイミーなんですが、明らかに精神の壊れたサイコな設定なのに、ただの感受性の強いアダルトチルドレンにしかみえなかったんですよね。

これって、マット・ボマーの演技があんまり上手くないってことでしょうか。

たとえば年末に視聴したドラマ「ベイツ・モーテル」のノーマンのサイコっぷりは、みていて本当にゾッとするものでした。

でもジェイミーにはどうも怖さというのがまるでない。お人形みたいな顔で、ピュアーで繊細な雰囲気をかもしだしてる。悲しげにアンブローズに助けを求めたりする。守ってあげなきゃいけない、はかない存在のような感じです。

もしかすると、そういう演出なのかもしれませんが。

ていうか、ジェイミーに恐ろしさを求めることが間違いなのかもしれませんね。

感じやすく心の弱い犯人像としてジェイミーというキャラが作られたのかもしれないですから。

にしても、最初はジェイミーと仲良くして助けようとしていたアンブローズ刑事、最後は近寄るなァァァ!!と叫んで追い払うわ、恐怖のあまり銃を向けるわで…かなりジェイミーのこと怖がってましたけどね(^_^;)

ネットフリックスの公式サイトでシーズン3が以下のように紹介されています。

運転手が死亡した衝突事故を捜査するうちに、ハリー・アンブローズは、刑事人生の中でも最も複雑で危険な事件に巻き込まれていく。

https://www.netflix.com/jp/title/80175802

ぶっちゃけ、そんなに複雑でも危険でもなかったような気がします、はい。

最後に

というわけで、批判とツッコミばかりになってしまい、このドラマのファンの方には申し訳ないです💧

マット・ボマーが出ているというだけで視聴したんですが、やっぱり「ホワイトカラー」のニールのように明るくチャラい役の方があってるのかなと思います。

いぜんHBO制作の「ノーマルハート」という映画にマットが出演して、演技を高く評価され、賞を取っているんですね。アマゾンプライムで視聴しましたが、確かに素晴らしい演技だと感動しました。

ところが、ドラマ「The Sinner シーズン3」の演技がなんというか「ノーマルハート」の焼き直しというか…「ノーマルハート」ではエイズで死んでいく繊細で美しい青年役だったんです。それと同じ人が今回のドラマのジェイミーを演じているようにみえてしまった。

後半に痩せこけて坊主頭になったのも同じで。なんか複雑な気持ちになりました。

マット・ボマーファンに切れられるかもしれませんねー(;´д`)

でもわたしも本当にファンなんですよ!

推測ですが、きっと役をふるプロデューサーが、マットには繊細で傷つきやすいキャラをどうしても演じさせたくなるんじゃないかと。彼がテレビデビューした昼メロでもたしか、過去に性的虐待をうけていた、心の弱い殺人犯の役でしたから。

そういう意味では「ホワイトカラー」のニール役にマットを抜擢したプロデューサーのジェフ・イーストン氏は素晴らしい仕事をしてくれました。

結論:やはり、マット・ボマーは「ホワイトカラー」でみるのが1番

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