雑記

アメリカドラマ「ホワイトカラー」が好きだ【100回以上みてるよ】

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ホワイトカラー@usa network

もう5年前に放送終了してしまったドラマですが今もしつこくみています。

英会話の独学には自分の好きなドラマをみたおすのがいいと別記事にて熱弁しているわたしですが、個人的なイチオシドラマはこれですね。


理由は

1.暴力や残虐なシーンがほとんどない(おおむねキレイで知的な言葉遣い)

2.舞台がニューヨーク(実際にニューヨークでロケ、すばらしい!)

3.主人公が超絶イケメン

4.共演女優たちもスタイル良し、オシャレ、美人

5.主人公以外も優しく、賢く、ユーモアのあるキャラクターぞろい

6.ストーリーはそれなりにスリル、サスペンス要素あり

 

順番にみていきましょう。

 

1.暴力や残虐なシーンがほとんどない

主人公ニールが暴力や銃が大嫌いな(というかケイベツしている)詐欺師で、刑務所から出してもらうかわりにコンサルタントとしてFBIの知的犯罪捜査官のピーターに協力するという設定です。

そのため基本的には犯罪をあつかっているわりに平和なやりとりやジョークがキャラクター間でかわされます。乱暴だったり下品な言葉づかいもほぼありません。

ピーターが詐欺師のニールを4年間追いかけて逮捕した、という関係のため2人はお互いの能力を認めてはいるが完全に信頼していないし腹のさぐりあいもしている。

でも会話をきいていると親子のような、兄弟のような関係でほほえましいんですね。

ピーターを演じるティム・ディケイもテレビのインタビューで

「僕たちは親子のようで、兄弟のようで、たまに熟年カップルみたいな関係なんだ」

と笑いながら答えています。

時々2人はケンカもするんですが、ケンカしてもお互いに「大好き」オーラがでていてくすっと笑ってしまう感じです。

ピーターがニールに怒っていても息子を溺愛している父親が叱っているようにしかみえず、ニールがピーターに怒っていても反抗期のティーンエージャーが拗ねているようにみえてしまいます。

2. 舞台がニューヨーク

「スーツ」という似て非なるドラマがありますが、ニューヨークが舞台なのに撮影はカナダでおこなわれているようです。

いっぽう「ホワイトカラー」はガチでニューヨークロケをしています。そのためシーズン撮影中は出演者が1年のうち半年をニューヨークで過ごし、週末だけそれぞれの実家に帰省していたらしいです。

ドラマ全般で、ニューヨークの風景を楽しむことができます。

(ヤンキースタジアム、オイスターバー、グレマシーパーク、エンパイア・ステートビルなどなど)

そして主人公ニールが下宿しているお屋敷の部屋がゴージャスで素敵です。出演者たちもDVD特典のコメンタリーで

「ニューヨークでこんな部屋に住もうと思ったらいくらかかるのかな~」「目の玉飛び出るよね」とか楽しそうに話していました。

3.主人公が超絶イケメン

ニール役のマット・ボマーはイケメンというより美しい。整いすぎている顔立ちですね。

ピーター役のティム・ディケイやその妻役のティファニー・ティーセンも「彼はハンサムすぎる」と感嘆しています。

プロデューサーのジェフ・イーストンは主人公を演じる俳優を探すにあたって、「とにかくイケメンをみつけてくれ」とスタッフに指示したらしい。

 

4.共演女優たちもスタイル良し、オシャレ、美人

ニールが女好きという設定なのでガールフレンドが何人も登場するんですが、みんなモデル風の美人でスタイルがとにかくいいです。

なかでもシーズン中盤から登場するサラ(ヒラリー・バートン)が、お人形みたいで可愛い。ドラマの中でも「バービー」っていわれています。

5.主人公以外も優しく、賢く、ユーモアのあるキャラクターぞろい

ニールとピーターのコンビ以外で主要なキャラクターは、ピーターの妻エリザベスとニールの親友モジーです。

エリザベスは少し気は強いけどFBI捜査官であるピーターを理解し全力で支える頼もしいパートナーです。いっぽうで詐欺師だったニールにも偏見を持たずに親切に世話をやいたりもします。

ピーターがニールに怒ったときに、まるで父親から息子をかばう母親のようにピーターをなだめたりもする。

ウィリー・ガーソン演じるニールの親友モジーは、このドラマの中でいちばん個性的で面白いキャラクター。

170センチで「チビ」呼ばわりされてしまってますが、動きがコミカルでラブリー。独特の世界観をもつ変人モジーはニールのためには何でもします。

 

6.ストーリーはそれなりにスリル、サスペンス要素あり

あらすじは省略しますが(書きたくない)、ストーリーはシーズン1がいちばん謎がちりばめられていてハラハラ要素が多かったと思います。

ニールの恋人ケイトが敵なのか、ミカタなのか、背後にいるブラックな人は誰なのか、などいろいろと伏線がひかれています。

ただ、その伏線が全部回収されるわけではないのでミステリーマニアの人なんかだと不満が残るかもしれませんね。

わたしはどちらかといえばドラマのキャラクターたちの絡みやニューヨークや女優さんの美しさ、ファッションを楽しんでいます。話も充分に面白いです。

DVDに収録されている出演者とプロデューサーのコメンタリーが最高です

実はわたしはアマゾンプライム会員で、ホワイトカラーとの出会いはプライムビデオでした。残念ながらいまはプライム会員の無料見放題からはずされてしまいましたが、それよりも前に視聴して気に入ったのでコンパクトDVDボックスを購入したんですね。

そしたらですね…特典がなにもなかったんですよ。確かめずに買ってしまったわたしが悪いんですが、NG集とか舞台裏でのインタビューとかコメンタリーとか期待していたものが全く入っていませんでした。

それで執念深く特典の入っているDVDコンプリート・ボックスを日本のは高かったのでUSAアマゾンで送料込み70ドルぐらいで購入しました。

…これが本当に良かったんです!

すでに購入したのに特典のためだけに再度買うなんてお金のムダ使いもいいとこだと自分を責めてましたが、そんな気持ちも吹っ飛ぶぐらいに。

特典には、プロデューサーと主要な出演者たちのコメンタリーがたくさん入っています。

シーズン1だと16話のうち5話ぶんも入っています。これ、すごくないですか?

プロデューサーのジェフ・イーストンとニール役のマット・ボマー、ピーター役のティム・ディ・ケイ、モジー役のウィリー・ガーソン、エリザベス役のティファニー・ティーセンがエピソードをみながら和気あいあいとトークしているのを聞くことができます。

例えばエピソード1だと、

「うわーこれオーディションの時のシーンだ」

「(ニールが上半身裸のシーンで) マット、体脂肪いくらよ、5%ぐらい?」

「このシーン今まででいちばん危険なやつだった。ティムのおかげで命拾いした」

「このオープニング映画みたいでイイ!」

「マーシャのブラウスの色もともとオレンジだったけど後からCGIで黄色にしたんだよ。上からクレームがきて」「えー!」「たぶん15万ドルぐらいかかった。笑」「マジ?」

「ホントはここで少し踊ったのにカットされたんだよなー」

「これワイン本物飲んでるの?」「違うよ、ぶどうジュース」

「ウィリー、何このスカーフは」「スカーフじゃない、これは俺のアゴだ!」

みたいにワイワイ好き勝手みんながしゃべってて楽しい。

彼らが話しているのを聞いていると、本当に仲が良くて癒やされるんですよね。

そのせいか最近ではコメンタリーばかりつい再生してしまいます…

少し驚いたのが、ウィリー・ガーソンとマット・ボマーがティム・ディケイの演技力をほめていたときの事です。

ウィリーが

「ティムは目で演技するよね。彼はすばらしい」と言い

マットが

「本当にそうだね」と同意したのに対して

「マット、君はあまり(目での演技が)うまくないよね」

Matt, you are not so good.

とウィリーがサラッと言いました。

そうしたらマットがすかさず「わかってるよ。だからティムから演技を学ぶようにしてる」と返したのです。

こんなやり取りができるなんて本当に親しい関係なんだなぁと思いました。

昨年末に出演者が集まって食事したようです。真ん中のオジサンが少し老けてしまったティム・ディケイ、その左の女性が妻のエリザベスを演じたティファニー・ティーセン

今もおつきあいは続いている模様。

DVD特典のコメンタリーについて熱く語ってしましました。

わたしの「ホワイトカラー」への愛はこのコメンタリーを鑑賞してからさらに大きくなったので重要ポイントなんです。

ちなみにこの特典は字幕が表示できないため、ところどころ聞き取れていない部分もあります。

特にウィリーのひねりの効いたジョークなど、みんな大笑いしてるんですがよくわからなかったりすることも。それでも繰り返し聞いているうちにいつか理解できるんじゃないかと期待しています。

このドラマ、英語の勉強を目的に使わずただ鑑賞するだけでも本当におすすめです。

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