DMM英会話の正会員となりましたが毎日レッスン受講、というのはやっぱりむずかしい。 今のところ2~3日に1回程度でいっぱいいっぱいというところです。
実はフリートークばかりだとネタ切れになってくるので、通常の教材を使ったレッスンも受けてみたんですよね。
…死ぬほど退屈だった。
もちろん、私がいちおう上級者だからっていうのもあるんでしょうけど教材の内容が面白くなくて、講師もつまらなそうな雰囲気でイヤイヤやってる感じがする😓
そもそもオンライン英会話の教材って無難なトピックを扱ってるものがほとんどです。まぁ、公開されてるし過激な内容にはできないんだろうとは思いますが。
退屈な題材なんて日本語で話すにしてもつらい(~_~;)
これは初心者とか上級者とか関係なく通常レッスンばかり受けるのは割とキツイかも、とぶっちゃけ感じました。
やっぱりフリートークが一番楽しいかもしれない。
でもフリートークは上級レベルであっても結構たいへんなんです。英語で親しくない人と自由に30分弱話し続ける、その状況は思いのほか負荷が大きい。
初級から中級の人にとってはかなりハードルが高いとは思います。
それでもフリートークにトライしたい人に、わたしが思う必要なことをアドバイスさせてください😊
1.感情移入できるトピックについて話す
いちばん重要なのはこれ!!
怒りでも悲しみでも喜びでもいいんです。感情が大きく揺すぶられるような話をするようにしましょう。
たとえば日常の職場や学校での人間関係のいざこざとか、失恋とか片思いとか、大失敗したこと、成功したこと、友人に裏切られたこと…
胸にため込んでいて吐き出したいことはないですか?
オンライン英会話の講師は、親しい友人ではないですが、だから逆に話しやすいという側面もあります。
もちろん日本語で話すようにスラスラ言葉はでてこないでしょう。でも感情がこもった内容って割と相手に伝わりやすいんです。ジェスチャーも入れつつ怒りや喜びや悲しみを表現してみましょう。
なれてきたら、英語で話すほうが日本語よりも精神的に楽に感じる…という不思議な現象も体験できるかもしれません。
わたしの経験をお話します。
アメリカに留学していた時に、社会学の “Sex and Sexuality”というクラスを履修しました。タイトルから察してもらえると思いますが、内容は学問とはいえアレな(笑)内容です。
とにかく何事にもオープンすぎるアメリカ人のクラスメート達は、積極的に自分の見解や体験をガンガン話していました。
渡米して2年目ぐらいだったと思いますが、当時はまだ英語でサラッと話すこともできず「謎の東洋人」という感じでひっそりと教室に座っていたわたし…
「Masamiはどう思う?日本ではどうなの?日本人の若者のSexualityとかSex lifeはどうなってるの?」
しびれを切らしたクラスメートや教授に追求されるハメに💦
そして「日本のぉ~若い人たちは~Sex Lifeをそんなにオープンには~話さないし…」なんてドギマギして言い返したり、リサーチしてみんなの前でプレゼンしたりしているうちに
日本語だったらゼッタイに言わないようなこと英語だったら平気で言える
ということに気がついたんです。母国語じゃないから、フィルタがかかったような感じになる。話しながら自分じゃなくて他の人が語っているような感覚でした。
だからオンライン英会話でも、ふだん友達や知人に話せないような事を話してみるのは面白いかもしれません。
たとえば職場に好きな人がいて、片思い…とかだと同じ職場の仲良しにも話にくい。でも英会話講師に英語で話すならオーケー、というノリです。
「彼に振り向いてもらうにはどうしたらいい?」なんてことを英語でどう言ったら良いのか、海外の恋愛ドラマで確認してみる、という作業だとそんなに苦にならないと思いますよ。
学校の嫌いな教師について激しく語ってもいい。職場のウザい上司について、どんな人なのか、どんな嫌がらせをされるのかを話すのもいい。
死ぬほど好きな趣味があるならそれについて熱く語って、講師が「わたしもやってみようかしら」と思う方向に持っていくとか(笑)
たぶん、オンライン英会話の教材で扱っている「優等生向け」トピック(健康や社会問題や政治などなど)で話そうとするよりは楽しく取り組めるはずです。
全く話せなかった私が英語を話せるきっかけとなった事件については記事にしてますので、お時間のある人は参考までにどうぞ↓
感情が激しく揺さぶられた日々のなかで、必死で英語を話す…ということの繰り返しがとてつもなく効果があった、という話です。
2.発音はやっぱり重要
発音は実はかなり重要だったりします。
今、DMM英会話で英語を久しぶりに話してますけど発音がかなり悪くなってる💧
これは割とテンションが下がります…講師が聞き取りに苦労してわたしが何を言ったか必死で推測しようとしてたりするとね(汗)
それでもレッスン後のメッセージに、講師が「発音いいね」とか「流暢だね」なんて書いてくれてます。気を使わせてスミマセン🙇
フリートークを成功させるポイントは、相手も自分も楽しめるかどうか。
発音がいいと自分が話していても気分がいいし、相手にもよけいな負担がかかりません。
講師はもちろん発音のよくない生徒にガマン強くつきあい、発音矯正もしないといけない立場です。
でもフリートークで会話のキャッチボールをする時には、普通に聞いて理解できるレベルの発音はできたほうがいいです。
発音はあまりつらい思いをせずに練習できるので、オンライン英会話にトライするなら並行して独学するのがオススメですよ。
基礎なら1日もあればザックリと身につくので、集中してやったあとは毎日10分ぐらいでいいので練習する。そしてオンライン英会話ではなるべくきれいな発音をこころがける。講師に発音は直してもらうようにしましょう。
どんなにたどたどしくても発音が良いと”英語ができる人”に見えてしまうのも面白いところ。
だから発音はやればやるほど良いことしかないです!
3.話したいことについてアウトラインをまとめておき、単語は調べておく
下調べしないといけないのはメンドウだと思うかもですが、いきなり体当たりでのフリートークは上級者でも息切れ状態になりかねない。
わたしは何回もDMM英会話で、事前準備せずにフリートークしてますが途中で
“まだ10分しかたってない…あと15分もある~!!”なんて思うことはザラです(笑)
ある程度は
・何を話したいか
・話したい内容をザックリ英語で言えるか。
は考えておきましょう。
できれば適切な単語やフレーズを辞書でしらべておくといいですよ。
このほんの少しの手間でフリートークで話が盛り上がるかどうかきまります。
4.フリートークのみで勉強しない。必ずインプットもすること
毎日レッスンを受ける、というやる気マンマンな人でもフリートークだけでなく通常レッスンも受講しながらにしましょう。
通常レッスンの教材が退屈だ!と断罪しておいて何を言ってるんだと思われるかもですが(・.・;)
フリートークを毎日やるのは、学習者にとってキツすぎるので週に1~2回がベスト。
他の英語学習記事でもくり返し言ってますが、インプットなしにアウトプットばかりするのは意味がないんです。
フリートークっていうのは、究極のアウトプットですから。
だから通常の教材レッスンも受講して、インプットもやっていきましょう!
理想をいえば文法のドリルや単語やフレーズ暗記を独学でやりつつ、定期的にフリートークをして実力を試すのがベストです。
えらそうに語っている私も、今インプット不足を実感しています。フリートークもなかなか苦戦しているんですよね。
英単語やフレーズを復習して、文法も怪しいところを確認して、できたら何か英語で小説でも読んだほうがいいだろうと思っているところです。
オンライン英会話を受講していると、色々と自分の英語のアラがみえてきますね(笑)
ぶっちゃけ、TOEICのスコアだけで考えるなら私は講師として教えてもいいレベルのハズなんですが…でも発音も会話の流暢さも今受講しているDMM英会話の講師よりレベルが低い感じです(・.・;)
英語を教えるという仕事をしていないとはいえ、情けないですね(;_;)
頑張らないといけないな!
初心者から中級レベルのみなさんも、一緒にがんばりましょう💖