どうも、放置しすぎてブログ更新のしかたもほとんど覚えていないMasamiです💧
ワードプレスの管理画面をしばらく眺めてボウゼンとしてました…
この8ヶ月ほど英語を全く使わない未知の仕事をしていたんです。働いていたホテルがコロナで休業になったため、コロナの影響を受けない業界で求職しました。
ところが致命的ミスを連発して周りから呆れられ、プライベートもぶっ壊れて精神的に今ズタボロになっています。自業自得なんだけどね。
いちおう本ブログは英語学習をメインに発信しています。というかそのつもりで始めたはずだったのに怒涛の日々のなか忘れてた…( •̀ㅁ•́;)
なので今日はそれに少しは関連しているトピックで本音トークを繰り広げてみます。
ワイン飲みながら書いてるんですよ。この記事は。赤ワインはコノスルが大好き。🍷
とにかく英語が好きだから英語使って仕事したい!って人たちに言いたいことがあるんですよ。
ていうか20年前の自分に言いたい。
ぜったいに翻訳、通訳業界にはかかわらないでくださいね。
翻訳や通訳がプロ並みにできるようになるまで時間もお金もめっちゃかかるのにリターンが少なすぎて死にますから。
とくに通訳とかメディア翻訳については未だに首都圏に仕事が集中してるんで。
地方の人間はどうしたらいいっていうのか…首都圏に引っ越せというのか??
そして日本の企業は通訳翻訳なんて見下してる。報酬もセコい。
通訳者や翻訳者なんて外国語ができるだけの語学バカだろ?
通訳翻訳なんかにお金はなるべく払いたくない。
こーゆー思想がね、日本のビジネス社会でもう蔓延してるのよ。だから奴らには機械翻訳のソフトとポケトークでも与えて知らん顔していればいいんですよ。勝手にやってろってね。
もちろん今翻訳者として成功している、通訳者として活躍している人はそれなりにいますよ。
でも少ない。そして彼らのバッググラウンドなどたいてい下記のような感じ。(全員ではない)つまり平凡な人たちではないってこと。偏見もはいってるけどね(´-﹏-`)
学歴が超絶エリート(東大京大とか慶応とかの理系だったり)
もしくは一流企業出身(誰もが知ってる会社で正社員として働いていた経歴!)
有力な人脈(コネ)持ち。企業のトップとか経営者とか
プラス首都圏住み、か首都圏に通勤できるエリア住み
だからもうね、首都圏エリアに住んでなくて有名大学卒業でもなく、コネもない人達が通訳翻訳目指すのは壮大なる時間のムダなわけですよ。
今から英語をやるなら自分で何かやろう。
英語で情報ゲット。英語で英語圏の人たちに向けてビジネス。英語で発信。英語でアート。なんだっていいんです。好きなこと、やりたいことで。
今はネットで何でも出来てしまう時代。わざわざ茨の道を選んで低い報酬で仕事する必要なんて全然ない。
でも翻訳が好きだ!通訳が好きだ!だから仕事にしたいんだ!!!
という情熱があるなら止めません。
だってもともと私は翻訳や通訳業務を経験して通訳学校も行ってた人なんで(^O^;)
好きだった。大好きだった。
翻訳でも通訳でも、日本語と英語の間を行ったり来たりするのが。
構造が全く違う言語を一度壊して、自分の言葉で的確に構築しなおすのが。
これ以上にワクワクする経験なんてなかった。
派遣の職場見学(という名の面接)で、
「翻訳なんて何が面白いの?英語から日本語に直したりするのって退屈じゃない?」
とぶしつけに聞かれたこともあったな。
その時に面接という事も忘れて
「英語から日本語に、日本語から英語にただ直している訳ではありません。英語と日本語は構造が違う言葉です。その言語構造には文化や価値観なども反映されているんです。そこを理解せずに翻訳はできません。2つの全く違う文化や価値観の間を行ったり来たりしながら自分で文章を構築しなおすのは楽しいです!!」
と熱く語り、ドン引きされたこともあった。そのくらい翻訳や通訳という仕事に熱い情熱も持っていた。
でも、もうさようなら(T_T)/~~~
翻訳や通訳がただの外国語から日本語、日本語から外国語へ変換するだけの作業だと思っている人が何と多いことか。
それだったら辞書を引けばいいだけなのにね。
文章やスピーチを正確に理解してその意図をはずさないように組み立て直すのは、母国語の運用能力が高くないとできないことなんだよ。外国語さえ知ってりゃできることじゃないんだよ。
ちなみに翻訳通訳業界で今活躍している人たちになんの恨みもありません。
翻訳通訳で食べていけたらな~学校に行ってコネも作らんとな~学費高っ!!~未知の分野の読書もしないとな~ツールもいるな~でも求人もあんまりないな~時給低っ!!
なんて感じでウダウダやってるうちにどんどん年月が過ぎていった後悔から、いま翻訳通訳を仕事に…なんて考えてる人たちに言いたかったのよ。
結局アンタが才能なくて安いギャラでの仕事しにしかありつけなかっただけだろ?と言う人もいるでしょう。
そうかもしれない。でも翻訳通訳にお金を使いたくない!!という強い意思を日本企業の大半が持っているのは確かなんですよ。そんな風に扱われている仕事やりたいですか?
いや翻訳通訳に高い報酬を支払いたいと思わせられないなら仕方ないだろう、という意見もあるでしょう。
そりゃそうだ、仕方ない。もっと重要なとこにお金を落としたいんでしょ?
そうすればいい。もう関係ないってことですよ。
コロナのせいでオンライスクールが台頭してきてますね。授業料がバカ高い翻訳通訳スクールも一時は衰退していって、どんどん閉校してたのにまた勢いづいてますね。
つまり翻訳通訳志望の人たちからお金を搾り取るシステムだけは相変わらず健在だよ。嫌になるね!
ところでいま私は英語なんて全く関係ない仕事で使い物にならない事が証明されてしまってヤバい訳ですけど…
これ以上迷惑かけられないんで辞めます、なんて職場で言う日がくるなんて想像もしてなかった!!!
そしてやっぱり通訳翻訳がらみの求人をさがしているという。それ以外のスキルを要求されるところはもう恐ろしくて無理だ。
矛盾してるな、我ながら(・.・;)
でも通訳者や翻訳者として仕事していこうと思ってるんじゃない。通訳翻訳いちおうできますよーと言って雇ってもらえるところを探しているだけで。
言語運用能力以外は磨こうという努力をカケラもしてこなかった私が悪いんです。
それはわかってる、今さらだけど反省してる(;_;)
こんな魔の悪循環ループにはまりたくなければ、絶対に英語を使った仕事で企業に雇ってもらおう、とは考えないことですよ。企業で仕事するなら別のスキルを身につけられるようにしたほうがいい。
英語は片手間にプライベートでやったらいい。翻訳通訳レベルまで持っていかなくてもいい。
英語で情報収集したり発信できる力があれば自分で何かをするのがいちばん。うん、最初からそこを目指すべきだった。
私は愚かだった(T_T)
反面教師にして下さいね。